複合UA値で住まいの性能を見える化

一般ユーザー向けの「簡易版」は、4つのキーワードを入力することで、住宅に必要な「快適性能」を知ることが出来ます。また、更に精度を上げた検討が出来る様、実務者向けの「詳細版」も用意しました。
エネ基準をクリアしているからと言って快適性能とは限りません。(そもそも基準が低いので・・・)
特に一般ユーザーは、4つのキーワード「断熱性能UA値・気密性能C値・換気方式・床面積」を確認していただくことで、検討する会社の性能比較が出来ます。是非、比較検討の参考にしてください。
また、より詳細に検討したい方は「詳細版」が良いです。

複合UA値算定フォーム

参考資料:断熱等級別の目安

性能複合MUA値算定シートに入力することで、「実際の生活に近い熱損失」と「最適エアコンの能力」、
H25年基準UA値0.87、想定C値2.0と比較した「CO2削減量」の算定が出来ます。

年代別断熱性能

複合UA値の注意事項

1. 複合MUA値では、省エネ基準はUA値0.87W/(㎡K)、C値2.0c㎡/㎡、3種換気を基本としています。C値2.0 c㎡/㎡は、H11年基準時の寒冷地域の基準ですが、近年、暖地でも一般的な建築は概ねC値2.0前後は確保出来ていると想定し、水準としています。

2.複合MUA値は、断熱性能による熱損失、換気による熱損失、気密による熱損失の3つの熱損失の合算により算出していますので、省エネ基準より悪い数値になりますが、実際の生活に近い熱損失を確認できるため、エアコンの能力選定の参考になります。

3.複合MUA値では、日射取得や日射遮蔽による影響まで考慮されていませんのでご注意ください。

4.計算条件として、室内温度22℃、屋外温度2℃(浜松市の年間最低気温2.5℃、近年4℃前後から)の 温度差20℃で想定しています。外気温は地域によって違いますので、お住まいの地域の年間最低気温を任意で入力して比較をしてみてください。

5.表示のエアコンは、APF7.0の機種で算定しております。使用する機器のAPFを入力すると再計算しますので、使用機器による削減量なども参考にしてください。エアコンの期間消費電力に基づき計算していますので、あくまで目安と捉えてください。